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淀(よど)は、日本海軍の通報艦。淀型通報艦の1番艦である。艦名は大阪湾に注ぐ「淀川」にちなんで名づけられた。 ==艦歴== 1906年に神戸川崎造船所で起工、1908年に竣工し通報艦に類別された。 1911年11月から翌月にかけて、シャム国王戴冠式に参列する伏見宮博恭王の御召艦としてバンコックを訪れた。1912年8月28日、一等砲艦に類別を変更した。 第一次世界大戦では、青島攻略戦に参加、さらに南シナ海方面の警備等に従事した。 1927年9月から翌年にかけて、呉工廠で測量艦への改造工事を行った。1931年6月1日に類別の変更により、等級が廃止され砲艦となった。 満州事変では、中国北部沿岸警備、測量に従事、日中戦争時の1937年には、中部から北部中国沿岸の警備とともに測量作業に従事した。 1940年4月1日、除籍となり廃艦第13号と仮称。戦時中は岩国に所在し、敗戦時に光に曳航され、その後解体された。 同型艦の最上と異なり、クリッパー型艦首を採用している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「淀 (通報艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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